私たちのめざす幼児教育
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“心のちから”で開く、未来への扉
 「子育て」については、様々な方法があります。ただ動物の世界からみれば、その種の数だけ子育てがあります。ところで人間は、生物学的にはヒト科ヒト属の動物です。
 人類は600万年前誕生し、長い歴史の中で飢えや感染症に耐え、外敵から身を守り「いのち」を繋いできました。この間、大きな集団が形成され、互いに「心」を共有し、協力して狩猟や採集などで食料を確保することを学びます。つまり進化の過程で、ヒトはどの動物にもない互いに「共感」「共鳴」できる「心」を培いました。とくに日本人の先祖は、農耕社会で助け合う文化を醸成し、気持ちを「察する」「共感性」を深めました。
 慶応義塾の創設者 福沢諭吉は、「学問のススメ」の中で人間の父母が動物の親と違っているのは、こどもに衣食を与えるほかに、「こどもを教育して人間関係を作る道をわからせる」という一点につきます、と述懐しています。幼稚園は、まさに私たちの祖先がつづけてきたヒトの集団生活を、現代の環境で学ぶ人間教育です。シカゴ大学のジェームス・ヘックマン教授は、40年間の縦断研究で、幼児教育を受けた人と受けなかった人の違いがEQ(非認知能力)にあると分析し、ノーベル賞を受賞しました。IQ(認知能力)が何かができる、わかるという知能に対して、EQはつづける、やり抜く、がまんする、創り出すという「心の力」です。つまり幼児教育は心の教育であり、人生の成功にとって重要な社会的スキルや創造性が育つことが立証されたのです。
 幼児期は一生の間で、もっとも脳が育ち、心の根っこができる時期です。未来にはAI、ロボット、超スマート社会が到来しますが、幼児教育が「人間の基礎を培う場」であることは変わりません。これからはヒトが更に進化し、「人間らしさ」、即ち人間にしかできないことを表現する感性が大切です。
 本園では、豊かな自然環境で四季を感じ、いのちを輝かせ、文化芸術体験により日本文化、異文化を知ります。そしてことば、音楽、造形、体育などで表現する、「ものごとに感謝できる心豊かな子ども」を育てています。お子様の未来のために、時代や環境に対応できる21世紀を切り拓く「心の力」を育てていきます。
学校法人栄光学園
理事長 岡田 勝彦
栄光学園は保護者の皆様をサポートする活動を行っています。