2009年6月17日

ガメックの旅立ち

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幼稚園で拾われたカメのガメックをご存知ですか?

ガメックは、拾われてから10ヶ月ほど幼稚園でお世話していましたが、この度、カメの専門家にお預けすることとなりました。

ガメックは、元来アメリカに住む外国のカメ。日本で暮らすべきではないのです。

そして、カメ専門の先生から、いろいろなお話をいただきました。

①カメを飼うことは、実はとても難しいことです。カメの寿命は人間と同じぐらいなので、飼う人は世代を超えてカメの飼育をしていかなければならないかもしれません。

②また、買った時には3センチくらいのかわいいカメでも、どんどん成長して30センチほどになります。小さい時は金魚鉢で飼えたとしても、大きくなって飼育場所がなくなってしまうケースも多いのです。

③さらに、カメが大きくなってくると、水替えも大変!カメは水の中で餌を食べますが、上手に食べられないので、すぐに水が汚れてしまいます。なので水替えは毎日しなくてはならないのです。

①②③をすべて理解した上でカメを飼っている人はいいのですが、大抵の方は、先のことを深く考えずに買ってしまったり、安易にもらってしまったりします。そして最終的に持て余して捨ててしまうことが多いのです。

ガメックは、その捨てられたケースのひとつ…。

 

さて、川や池や沼に捨てられてしまったカメはどうなるのでしょう?

実は、昔、縁日などでもよく売られていましたけれど、一般に売られているカメは、アメリカ・ミシシッピーアカミミガメであることが多いのです。

また、赤ちゃんの時はミドリガメとも呼ばれ、日本のクサガメとよく似ていて外国のカメだとは気づかず、日本のカメだと思って飼っているケースも多いです。

そして、このカメを日本の川や池や沼に放してしまうと、気性が荒いため、日本のカメが追い出されてしまったり、卵が食べられてしまったり…日本のカメにとって大変困ったことになります。

このままでは、日本のカメは生きられなくなり、絶滅してしまうかもしれませんよね。生きものが絶滅していくということは、生態系が壊れてしまうことにもなりかねません。

 

それでは、そうならないために私たちが気をつけることは、どんなことでしょう?

◎買った生きものは、必ず最後まで責任を持つこと。

◎飼育の仕方、生態を知ってから生きものを飼うこと。

 

☆命の大切さや、命のつながりを話し合い、すべての生きものたちが幸せに暮らしていけますよう、みんなで考えていきましょう!☆

 

※参考文献『育てて、しらべる日本の生きものずかん~カメ~』 監修・矢部 隆 愛知学泉大学助教授より